令和二年第十八回ペット霊園「やすらぎ」塔婆供養



令和二年11月4日に合同慰霊祭(塔婆供養)を無事執り行いましたのでご報告いたします。

今年も法楽寺のお手伝いをされて居ります、河南町の箱泉寺(そうせんじ)の川村運快和尚に読経して頂きました。

当日の午前中は比較的穏やかだったのですが、塔婆供養が終了した昼頃から時雨模様となり、風と共に時折にわか雨の降る荒れた天気になりました。

幸い塔婆供養が終了するまでは安定しており、無事終了することが出来ましたが、さすがに11月ともなると冬も一歩ずつ近づいているのだなと感じられました。

川村和尚の心地よい読経を聞きながら、新しくなった塔婆を見ていますと、ここに眠っているたくさんの子たちの家族の変わらない思いが感じられ、一年のけじめとしてこの行事は続けなければならないと思いました。

最初は合同墓地、個別墓地、埋葬塔“おやすみ”の順で読経して頂き、合同供養塚、火葬炉そして一番古いお骨が眠っている”永遠”を前に手を合わせ清めの言葉を唱えて頂きました。

合同墓地は仏様、霊に対してのお供物を供え、動物の霊を仏さまにお願いしますと言う願望のお経を読経していただきました。

個別墓地では般若心経、“おやすみ”ではお骨の回向を意味する舎利礼文と言うお経を読経していただきました。

式が終わった後、和尚とちょっとお話しする時間を頂き、今どきの人の葬儀事情に関する苦労話などをお聞きしましたが、私どもが携わっている動物との別れは人と違って色々なしがらみもなく、ただ悲しく、寂しく、人よりも純粋に別れを惜しむのではと御家族の姿を見ていると感じます。

簡素なお別れの場ではございますが、出来るだけ家族の方に寄り添って行けるよう心掛けたいと思って居ります。

これから寒さが身に染みる季節になって参りますので、皆様お体を大切にご自愛くださいますよう。

第十八回合同慰霊祭、塔婆供養画像

合同墓地の塔婆供養
個別墓地の塔婆供養
おやすみの塔婆供養
火葬炉、合同供養塚,"永遠”の供養

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